月組の若手育成に疑問

月組の若手育成に疑問

初めて宝塚にハマった時から月組を一番観てきました。

最初にハマった高校時代、当時は田舎に住んでおり生舞台を観に行くことも少なく、新人公演まで気にしていなかったのですが、

再度どっぷりハマってからは、新人公演や人事まで気になるヅカオタに成長しました。

月組は一人っ子政策だなぁ、あげたい生徒が明確だなぁと常々思っていますが、ここ最近の新人公演について振り返りたいと思います。

月組の新人公演主演者一覧

龍真咲トップ時代

演目 新人公演主演者
ロミオとジュリエット 珠城りょう
ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編- 煌月爽矢 /  鳳月杏 ※研7最後の新人公演
ルパン -ARSÈNE LUPIN- 珠城りょう
明日への指針 (TAKARAZUKA 花詩集100!!) 暁千星(珠城りょう)
PUCK 朝美絢
1789 -バスティーユの恋人たち- 暁千星
舞音-MANON- 朝美絢
NOBUNAGA〈信長〉-下天の夢- 暁千星

まさおトップ時代は、初期がたまきち(珠城りょう)から徐々にありちゃん(暁千星)がメインになっていっていますね。

ゆうき(煌月爽矢)とちなつ(鳳月杏)がベルばらでオスカルとアンドレで主演ができたのも、研7最後の新人公演のみ、、、最後に保険としてやらせておこう系の主演かなっと思います。。

(ちなつに関してはアンドレ役なので主演かどうかの扱いも迷いが見られるし・・・)

この中であーさ(朝美絢)が2回新人公演ができたことが奇跡かもしれないなと改めて思います。

95期には人気も割とあって実力が安定しているまゆぽん(輝月ゆうま)もいたのに、主演をする隙もなかったですもんね。

珠城りょうトップ時代

演目 新人公演主演者
グランドホテル 夢奈瑠音 ※研7最後の新人公演
All for One~ダルタニアンと太陽王~ 蓮つかさ ※研7最後の新人公演
カンパニー 風間柚乃
エリザベート -愛と死の輪舞- 暁千星
夢現無双 -吉川英治原作「宮本武蔵」より- 未定

『グランドホテル』で夢奈瑠音、『All for One』でれんこん(蓮つかさ)が主演してるけど、これもまさお時代の『ベルサイユのばら』と同じで研7最後の新人公演の保険かなと思います。

大作の『エリザベート』はやはりありちゃん(暁千星)ですもんね。

そしてありちゃんはこの公演で新人公演を卒業。

今後はおだちん(風間柚乃)を月組の御曹司として育てていくのは明らかですもんね。

『夢現無双』は未定ですが、御曹司がやらなきゃという公演でもなさそうなので、99期がやることもあるかなとおもっていましたが、あちくんが退団ですしね。まぁ順当におだちんですかね。

一人っ子政策はどうなのか

微妙なところだなぁと思います。

たまきちやありちゃんを見ていると、若い時から抜擢に応えようと頑張ってきた感はあるのですが、

人気がどうであろうと、あげられる雰囲気だったので、自分との戦いがメインになってるなと・・・

プライドや負けん気はあるだろうけど、近い学年の同じ男役と競い合ってきてないところで、ちょっとのんびり感じることもありました。(もちろん本気でやってるのはわかってます!)

あとは、ほかの組子がどう思うのかなぁというのが気になってしまいます、やる気でないんじゃないかなとも・・・。

宝塚はトップスターをピラミッドの頂点として演目をおこなっていくし、早期から抜擢して真ん中になる人を育てていくと言うのは間違っていないし、

歌やお芝居やダンスが上手ければいいという単純なものじゃないということもわかりつつ、

月組は特に御曹司が明確だなぁと思っています。

 

 



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