星組御園座公演『王家に捧ぐ歌』キャスト感想①

週末2回『王家に捧ぐ歌』を観劇してきました。
奇跡的に観劇できて、本当に楽しかった。
礼真琴 ラダメス
待ちに待ったこっちゃん!!
言わずもがな歌が最高です。いつ聞いてもええ声すぎる。
今までなんども聞いたことのあるラダメスの歌が琴ちゃんで聞けるのは楽しいですね。
私の中でラダメスは、一直線で、鈍感で、包容力があって大きな男の人というイメージだったので、
琴ちゃんとは持ち味が違うのでは?と思っていましたが、琴ちゃんなりのラダメスを作り上げていました。
男らしさも包容力も増していましたね。
『王家に捧ぐ歌』が発表された時、こっちゃんはイメージ的にアイーダの方が合うんじゃないか?と思っちゃいましたけど、今回ラダメスを観てきて、それは違うなぁと思いました(とってもいい意味で)
でもいつか琴ちゃんの歌う「アイーダの信念」は聞いてみたい・・・。
舞空瞳 アイーダ
可愛い!素晴らしいスタイルのよさ!
アイーダって話の中では辛いことばかりで。
唯一ラダメスに愛されていることが救いだけど、それが本人を苦しめているし。
シーン的にもヒステリックな役に見えそうなのが難しい。
でもしっかりお芝居でアイーダの心情を表現していました。
「月の満ちるころ」のアイーダの表情は特に感情移入しちゃいますね。
石室のシーンの三度の銅鑼の歌(?)が好きなのですが、そこもよかった。
アイーダは歌うまさんばかりがやってきた役だからさぞかしプレッシャーもあっただろうに。。歌も全体健闘していました。
あと、床を這いつくばることが多いんですが、なこちゃんはその動きが軽くて、やっぱり運動神経よさそうだなと思いました。
有沙瞳 アムネリス
くらっちのアムネリス様最高でした。
これまでの王家(大劇場verしかみていない)は美貌で圧倒するアムネリス様たちをみてきましたが、
くらっちアムネリス様は歌が凄まじかった。
歌詞が聞き取りやすくて、アムネリス様こんなことを言っていたのねとよくわかったし、おかげですんなり物語を掴むことができました。
特にラダメスとの歌は何回も聞きたい。。。
小柄なルックスでも、王女の気品や気高さは表現しつくしていて。
割と短絡的なキャラが多い中で、一番筋がとっているキャラだと思っています。
大正解の配役でした。
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天華えま ケペル
ラダメスの戦友ケペル。ぴーさんケペルは琴ラダメスとの戦友感が配役的にもいい。
なんでもできるぴーさんは、歌もよいし、
凱旋のところの踊りももちろんよかった。
エジプト兵の「脳筋」感もありました。w
そして細かい表情の演技もよかった。最後の処刑シーンとかね。
極美慎 ウバルド
革ジャン着てきたアイーダのお兄さん、スタイル良すぎ。顔も良すぎ。
スタイル抜群のなこちゃんアイーダと兄妹設定は説得力ありますね。
そして路線スターとして、どんどんパワーアップしていっていると思います。とりあえず立っているだけでオーラがすごい。
初演の汐美さんの、ネチネチドロドロしたウバルドが印象深かったので、その点に比べるとさらっとしていたかな。
顔が麗しすぎてさっぱり見えてしまうのかな?
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