耽美な世界『アンナ・カレーニナ』感想

耽美な世界『アンナ・カレーニナ』感想

宝塚に遠征してきました!楽しかったぁぁぁ!

バウホールも大劇場も久々で、空間にいれるだけで幸せでした。ヅカオタの聖地ですね!

お昼も夜も時間がなくて、宝塚でご飯が食べられなかったのが残念ですが、次回チャレンジしようと思います!

劇場内でも近隣でも、オススメのお店とかあったら教えてください!

『アンナ・カレーニナ』感想

バウホールでみやちゃん(美弥るりか)主演の『アンナ・カレーニナ』を観劇しました。

繊細な演出を得意とする植田景子先生と麗しさの塊のみやちゃんの掛け合わせは最高に耽美な世界でした。

ヒロインが海ちゃん、2番手役がれいこというのも相まって、麗しさが大爆発しとても目の保養になりました。

お話としては、主役のヴィロンスキーとアンナ(既婚)が惹かれあって、なんだかんだあって破滅していくところを描いているのだけど、いろいろすごかった。

キスシーンとかも本当にしてるんじゃないかって思うくらいがっつりしてて、みてはいけないものをみている気分になりました。w

美弥るりか ヴィロンスキー

もう出てきた瞬間から輝いてました。軍服も髪型も似合っていて素敵でした。

みやちゃんの怪しさもある美しさが、ヴィロンスキー役にハマるハマる。。。アンナが惹かれてしまうのも仕方ないかと納得させられるだけの美でした。w

やはりお芝居のセンスも素晴らしく、愛に溺れていく様、繊細な世界の中で揺れる感情がすごく伝わりました。

フィナーレでも真ん中で踊るみやちゃんをみて、やはりトップ姿がみたくなります。。

あんなに華やかで、人気もあって、真ん中力もあるみやちゃんを、宙ぶらりんな状態で終わらせることなんて、絶対ないと信じています。

海乃美月 アンナ・カレーニナ

本当に見るたびに美しさが増す海ちゃん(海乃美月)。。みやちゃんとの並びも似合う。

死に直面してカレーニンに許し請い反省したかと思いきや、回復したらすぐ逃避行するところや、子どもより愛をとるところ、感情移入できない面も多々ある役でしたが、

ヴィロンスキーに惹かれて葛藤するところ、カレーニンの態度や言葉に対する反応や、最後に気が触れていくところは、アンナの心情をよく表していて、海ちゃんも本当にお芝居が上手だなあと感心しました。

海ちゃんだからこそ、ただの嫌な女ではなく、共感できる部分もある一人の女性をみることができました。

月城かなと カレーニン

『THE LAST PARTY』のれいこ(月城かなと)がすごく良かったと何度か書いたのですが、今回も植田景子先生の作品の中で、更に磨きがかかていました。お芝居鍛えられていますね。

カレーニンは主要3人のなかで唯一感情移入できるお役でした。

最初はアンナをつけまわしたり怖さもあったのですが、

死に直面したアンナに会ってからは、アンナの存在を本当に大事にし、どんな状況でも生きていてほしいという気持ちが表れるようになって、嫉妬するような激しい愛から受け入れる愛に変わっていくところが良かったです。

アンナを守るために、「離婚はしない」と話している姿とその包容力に泣かされました。。

フィナーレは綺麗な顔でちょっともっさり踊るれいこがなんか好きです。

 

とにかく情熱的で美しい世界なので、あっという間なのに観て疲れました・・・。

その他のキャストについても別記事で書こうと思います。

 



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